Chrome OS 用 DNSWatchGO について
DNSWatchGO Chrome 拡張機能を使用することで、DNSWatch の保護機能を拡張し、ユーザーが安全なネットワークから離れる際にも、一貫したポリシーの施行とセキュリティ保護を提供することができます。Windows デバイス上の DNSWatchGO クライアントと同様に、DNSWatchGO の Chrome拡張機能は、Chrome を使用するユーザーに DNS レベルの保護を提供します。Chrome ブラウザでサイトを開くと、DNSWatchGO Chrome 拡張機能によって DNSWatch サーバーにクエリが送信され、そのサイトが悪質であるかどうかをチェックします。
DNSWatchGO Chrome 拡張機能のしくみ
DNSWatchGO Chrome 拡張機能は、Chrome Web Store で提供されているプライベートな Chrome 拡張機能を通じて配備されます。
この拡張機能は、Chrome ブラウザによってデータが要求されたあらゆる URL を遮断し、その URL のドメインを DNSWatch サーバーにクエリを実行して、URL をリダイレクトするかどうかを判断します。要求されたドメインが既知の悪質なドメイン リストまたはフィルタリングされたドメイン リストにない場合は、要求されたコンテンツが表示されます。
DNSWatchGO の Chrome拡張機能は、次のようにしてユーザーを保護します。
- ユーザーが、Chrome または Chromebook のブラウザに URL を入力します。
- DNSWatchGO Chrome 拡張機能によって、URL からドメイン名がコピーされ、DNSWatch リゾルバに送信されます。
- DNSWatch ダッシュボードで構成されたコンテンツ フィルタリング ポリシーに基づいて、リゾルバは OK、または拡張機能によってリダイレクトすべき完全修飾ドメイン名 (FQDN) のいずれかで応答します。
サポートされているデバイスとオペレーティング システム
DNSWatchGO Chrome 拡張機能は、Chromebook などの Chrome OS デバイスをサポートしています。テスト目的で Chrome 以外のデバイスの Chrome ブラウザに拡張機能をインストールすることは可能ですが、WatchGuard では本番環境におけるその構成をサポートしていません。
DNSWatchGO の Chrome ライセンス
DNSWatchGO Chrome 拡張機能を利用するには、有効な DNSWatch ライセンスが必要です。ライセンスの詳細については、DNSWatchGO ライセンスについて を参照してください。DNSWatchGO Chrome 拡張機能を使用する場合は、DNSWatchGO クライアントでライセンスを使用するのと同じ方法で、既存のライセンスを使用します。現在使用しているライセンス数とその更新日を確認するには、DNSWatch の DNSWatchGO クライアント ページにアクセスしてください。
診断機能
配備後、DNSWatchGO Chrome 拡張機能は、問題のトラブルシューティングに役立ついくつかの診断機能を提供します。Chrome OS 用の DNSWatchGO 診断ユーティリティはありませんが、診断手順を実行し、その結果を WatchGuard Support に送信してサポートを受けることができます。詳細については、DNSWatchGO Chrome 拡張機能の診断情報を表示する を参照してください。
DNSWatchGO Chrome 拡張機能のアップデート
Chrome のソフトウェアの更新は Google が担当します。WatchGuard が Chrome Web Store で DNSWatchGO Chrome 拡張機能をアップデートすると、Google によって Chromebook に自動的にアップグレードが適用されます。