MAC アクセス制御を構成する

MAC アクセス制御リストでは、クライアントのデバイスの MAC アドレスに基づいてワイヤレス クライアントの接続を許可または拒否できるように構成することができます。Gateway Wireless Controller で、接続を許可または拒否する MAC アドレスのリストを構成できます。次に、いずれかのリストを使用するように各 SSID を構成することで、ワイヤレス クライアントのネットワーク アクセスを制御できます。

接続を拒否および許可する MAC アドレスの最大数は 256 です。パフォーマンス上の問題を回避するために、これらの拒否/許可する MAC アドレスの数を 50 に制限しておくことをお勧めします。

MAC アクセス制御リストには、次の 2 つの種類があります:

拒否された MAC アドレス

特定のワイヤレス クライアントが AP に接続できないようにするには、該当するワイヤレス クライアントの MAC アドレスを 接続拒否する MAC アドレス リストに追加します。接続拒否する MAC アドレス リストを使用するように SSID を構成すると、このリストに含まれている MAC アドレスを持つワイヤレス クライアントはその SSID に接続できません。

接続許可する MAC アドレス

特定のワイヤレス クライアントが AP に接続できるようにするには、該当するワイヤレス クライアントの MAC アドレスを 接続許可する MAC アドレス リストに追加します。接続許可する MAC アドレス リストを使用するように SSID を構成すると、このリストに含まれている MAC アドレスを持つワイヤレス クライアントのみが、その SSID に接続できます。

詳細については、WatchGuard System Manager ヘルプ を参照してください。

MAC アクセス制御リストを編集する

SSID の MAC アクセス制御を有効化する

MAC アクセス制御の設定に基づいて SSID がアクセスを拒否するように構成するには、SSID の設定で MAC アクセス制御を有効にする必要があります。

Gateway Wireless Controller から、次の手順を実行します:

  1. SSID タブで、SSID を選択します。
  2. 編集 をクリックします。
  3. Gateway Wireless Controller の設定で定義されている MAC アクセス制御リストを使用する チェックボックスをオンにします。
  4. ドロップダウン リストから、接続拒否する MAC アドレス または 接続許可する MAC アドレス のリストを選択します。
  5. 構成ファイルを Firebox に保存します。

SSID の MAC アクセス制御リストを有効にすると、AP は選択された MAC アクセス制御リストを使用して、ワイヤレス クライアントからその SSID への接続を許可するかどうかを判定します。

関連情報:

WatchGuard AP SSID を構成する

Gateway Wireless Controller の設定を構成する