Endpoint Security ライセンスについて
WatchGuard Endpoint Security には以下の製品が含まれています。
- WatchGuard Endpoint Protection Platform (EPP)
- WatchGuard Endpoint Detection and Response (EDR)
- WatchGuard Endpoint Protection Detection and Response (EPDR)
WatchGuard Endpoint Security 製品では、各 endpoint デバイスにライセンスが付いています。以下の 4 つの種類のライセンスがあります。
ターム ライセンス
ターム ライセンスでは、ライセンスの数と期間 (つまり ターム) が設定されています。たとえば、有効期限が 3 年の 100 個の WatchGuard EPDR ターム ライセンスを購入することができます。
サブスクリプション ライセンス
サブスクリプション ライセンスを利用すると、自分自身のアカウントとその管理対象アカウントは、割り当て制限なしで endpoint ライセンスを追加することができます。管理しているアカウントに制限を設定することが可能です。サブスクリプション ライセンスの場合は、endpoint ユーザーの数に基づいて、WatchGuard から毎月請求書が発行されます。
トライアル ライセンス
WatchGuard EPDR、WatchGuard EDR、WatchGuard EPP のトライアル ライセンスは、WatchGuard Cloud の Service Provider と Subscriber アカウントで使用することができます。トライアル ライセンスの有効期限は 30 日間ですが、1 回限り後 30 日間更新することが可能です。トライアル ライセンスについては、Endpoint Security トライアル – Service Provider を参照してください。
NFR ライセンス (Service Provider のみ)
NFR (転売不可) ライセンスでは、endpoint ライセンスの数が設定されており、通常は 3 年間の有効期限が付いています。NFR ライセンスを利用できるのは、Service Provider のみです。
アクティブ化
WatchGuard Portal のライセンスのアクティブ化ページで、ライセンスをアクティブ化することができます。詳細については、Endpoint Security ライセンスをアクティブ化する を参照してください 。
Support Center の Endpoint Security ページでエンドポイント セキュリティ製品ライセンスをアクティブ化すると、アカウントでアクティブ化された endpoint ライセンスが表示されます。WatchGuard EPP、WatchGuard EDR、WatchGuard EPDR のいずれかを選択して、ライセンスの名前をクリックすると、そのライセンスの詳細と履歴が表示されます。
WatchGuard Cloud Subscriber と Service Provider アカウントでは、ライセンスの仕組みが異なります。
Subscriber
Subscriber アカウントの場合は、同時に利用できるエンドポイント セキュリティ製品ライセンスは 1 個のみとなります。Subscriber アカウントでエンドポイント セキュリティ製品の新規ライセンス キーがアクティブ化されると、その時点でアクティブになっているエンドポイント セキュリティ製品のライセンスが変更されます。新規ライセンスを使用して、既存のライセンスに endpoint を追加すること、また既存のライセンスの有効期限を延長することが可能です。
Service Provider
Service Provider は、複数のエンドポイント セキュリティ製品ライセンスを利用することができます。Service Provider が新規ライセンス キーをアクティブ化すると、有効なライセンスを変更すること、また別の新規ライセンスを追加することが可能となります。アクティブ化後、endpoint ライセンスが WatchGuard Cloud の Service Provider インベントリに表示されます。
更新
ライセンスを更新する、または既存のライセンスを変更するには、新規ライセンスを購入してアクティブ化します。新規ライセンスをアクティブ化する際に、ライセンスを追加するか、現在のライセンスを延長するかを選択します。アクティブなライセンスに追加する、またはこれを延長すると、新規ライセンスがアクティブなライセンスとマージされて、2 つのライセンスの期間が統合されます。
ライセンスの期間の統合とは、ライセンスを統合またはマージして、更新日を同期化することです。ライセンス期間が統合されると、新しい有効期限が更新済みのユーザー数とアクティブ化されたライセンスの期間に基づいて計算されます。ライセンスを追加した場合は、購入したライセンスが現在のインベントリに追加されます。たとえば、50 個のライセンスを所有していて、100 個のライセンスを購入した場合は、新規ライセンスをアクティブ化した後の最終的なライセンス数は 150 個となります。
ライセンスを延長した場合は、現在と同じ数のライセンスを購入すると、ライセンスがもう 1 期間延長されるということです (1 年または 3 年)。現在のインベントリよりも多くのライセンスを購入した場合は、購入したライセンスの数に応じてインベントリが直ちに更新されます。
ライセンス数を減らして更新する場合は、必要な数のライセンスを購入して、ライセンス キーをアクティブ化する際に ライセンスを延長する を選択します。
ライセンス数を減らして更新する場合は、有効期限直前に更新することが勧められます。有効期限前にライセンス キーをアクティブ化すると、ライセンス数が直ちに減少します。これにより、管理対象アカウントで使用できるライセンスの数が制限され、アカウントのライセンス割り当てが過剰になる可能性があります。
アクティブなサブスクリプション ライセンスがある場合に、ターム ライセンスを更新またはアップグレードすると、サブスクリプションの使用数が自動的に減少するため、ターム ライセンスの数を超過したライセンス分のみがサブスクリプション ライセンスとして課金されます。
アップグレード
Service Provider アカウントの場合は、アカウントに複数の WatchGuard Endpoint Security ライセンスを備えることができます。WatchGuard EPP または WatchGuard EDR のライセンスを WatchGuard EPDR にアップグレードすることが可能です。WatchGuard EPP のライセンスと WatchGuard EDR のライセンスを相互に変換することはできません。このアップグレード パスは、Subscriber アカウントの単一ライセンスにも適用されます。
関連情報:
Endpoint Security ライセンスをアクティブ化する