IdP ポータルを構成する

Identity Provider (IdP) ポータル リソースは、ユーザーが使用できる SAML リソースのリストを表示するポータル ページです。これにより、ユーザーがリソースにアクセスしやすくなります。ユーザーは IdP ポータルにログインし、アクセスできるリソースを確認します。任意のリソースのタイルをクリックし、新しいタブで開くことができます。

この機能を有効にすると、ユーザーは IdP ポータルにログインしてハードウェア トークンとソフトウェア トークンを有効にすることもできます。

複数の認証ポリシーで同じ IdP ポータル リソースを使用することが可能です。AuthPoint で追加の IdP リソースを追加する必要はありません。

この図は、ユーザーがプッシュ認証方式で認証した場合の IdP ポータルの MFA トランザクションのデータ フローを示しています。

IdP ポータルを使って AuthPoint を設定するには、以下の手順を実行します。

  1. リソース を選択します。
  2. リソースの種類の選択 ドロップダウン リストから、IDP ポータル を選択します。追加 をクリックします。
  3. 名前 テキスト ボックスに、リソースの記述的な名前を入力します。
  4. アカウント エイリアス テキスト ボックスに IdP ポータルの URL に追加する一意の値を入力します。IdP ポータルの URL は、常に https://authpoint.watchguard.com/<account_alias> になります。この例では、アカウントのエイリアスは washington であるため、IdP ポータルの URL は https://authpoint.watchguard.com/washington となります。
  5. ユーザーが IdP ポータルでハードウェア トークンやソフトウェア トークンのアクティブ化をできるようにするには、ユーザーが IdP ポータルでトークンを管理できるようにする トグルを有効にします。
  6. 保存 をクリックします。

  1. IdP ポータル リソースを既存の認証ポリシーに追加するか、IdP ポータル リソース用の新しい認証ポリシーを追加します。認証ポリシーは、ユーザーが認証後にアクセスできるリソースと、ユーザーが使用できる認証方法を指定します。詳細については、次を参照してください:AuthPoint 認証ポリシーについて

IdP ポータルを設定すると、ユーザーは IdP アクセス用 URL を開いてポータルにログインすることができます。このポータル ページには、ユーザーが使用できるすべての SAML リソースが表示されています。

IdP ポータルの URL は、常に https://authpoint.watchguard.com/<account_alias> になります。

ユーザーが IdP ポータルにログインすると、アクセスできるそれぞれのリソースを確認できます。ユーザーは任意のリソースのタイルをクリックして、そのアプリケーションを新しいタブで開くことができます。

関連情報:

MFA を構成する

AuthPoint 認証ポリシーについて

認証について

アプリケーションまたはサービスの MFA を構成する