高度な保護における問題
適用対象: WatchGuard Advanced EPDR、WatchGuard EDR、WatchGuard EDR
高度な保護により、コンピュータのプログラムのアクティビティを追跡し、悪質なプログラムを即座にブロックすることができます。詳細については、高度な保護 を参照してください。
高度な保護を使用する場合に、以下の問題の 1 つまたはすべてが発生する可能性があります。
- システム リソースの高使用率に起因して、コンピュータの動作が遅くなる。
- 高度な保護ダッシュボードにエラーが表示される。
- サードパーティのソフトウェアとの互換性の問題が発生する。
トラブルシューティングを行うには、問題の原因が高度な保護自体にあるのか、それとも高度な保護を有効にしているファイアウォール インフラストラクチャにあるのかを判断する必要があります。
ファイアウォールの問題
コンピュータのファイアウォールが問題の原因かどうかを確認するには、WatchGuard Endpoint Security 管理 UI で、高度な保護 トグルを無効化できるプロファイルにコンピュータを移動し、ファイアウォール > ファイアウォールの有効化 の順に移動してこれを有効化します。問題が再発した場合は、ファイアウォール設定が問題の原因になっていると判断することができます。
ファイアウォールの問題をサポートに報告する場合は、ファイアウォール NNSDiag 診断ログを作成することができます。詳細については、NNS ファイアウォール診断ツール を参照してください。
高度な保護における問題
ファイアウォールが問題の原因でない場合は、高度な保護自体が原因である可能性があります。 高度な保護の問題をサポートに報告する場合は、PSInfo ツール を使用することができます。 サポートに問題を報告する前に、以下を試してください。
- エクスプロイト対策 トグルを無効化し、高度な保護 トグルを有効化します。問題が解決しない場合は、サポートに連絡してください。
- 問題がサードパーティのアプリケーションに関連しているかどうかを判断します。アプリケーションの実行時にランタイム エラーが発生する場合、またはコンピュータの速度が低下する場合は、アプリケーションのプロセスを除外 してみてください。問題が解決しない場合は、サポートに連絡してください。
アプリケーションのプロセスを終了して除外します。Windows では、タスク マネージャー > プロセス の順に移動して、プロセスを終了することができます。