Web アクセスの制御の問題をトラブルシューティングする
適用対象: WatchGuard Advanced EPDR、WatchGuard EPDR、WatchGuard EDR、WatchGuard EPP
ワークステーションとサーバーの設定プロファイルの Web アクセスの制御設定 で、特定の Web コンテンツ カテゴリへのアクセスを制限し、アクセスを許可および拒否する URL のリストを構成することができます。しかし、Web アクセスの制御で、期待通りに Web ページへのアクセスがブロックまたは許可されない場合があります。本ヘルプ トピックでは、考えられる原因と解決策についてご説明します。
Google Chrome と QUIC プロトコル
QUIC (Quick UDP Internet Connections) は、トランスポート層ネットワーク プロトコルです。Google Chrome ブラウザには、実験的な QUIC プロトコルが含まれています。QUIC はサードパーティ独自のプロトコルであるため、Web アクセスの制御は QUIC と互換性がありません。
Chrome ブラウザで QUIC プロトコルを無効化するには、以下の手順を実行します。
- Chrome ブラウザのアドレス バーに chrome://flags と入力します。
- 検索フラグ テキスト ボックスに、Experimental QUIC Protocol (実験的な QUIC プロトコル) と入力します。
- Experimental QUIC Protocol ドロップダウン リストから、既定 または 無効 を選択します。
- 再起動 をクリックします。
情報を収集する
サポートに連絡する場合は、以下に従ってください。
- 問題の説明を入力する。
- Pserrortrace ツール を実行して、診断ファイルを生成する。
- PSInfo ツール を使用して、サポート関連情報を生成する。
- Urlviewer ツール を使用して、URL サポート関連情報を生成する。
URLviewer ツールを使用するには、以下の手順を実行します。
- URLviewer ツールをダウンロードします。
- WatchGuard Endpoint Security ソフトウェアが 8.00.17 以前の場合は、urlviewer_cyren.zip (外部リンク) をダウンロードします。
- WatchGuard Endpoint Security ソフトウェアが 8.00.18 以降の場合は、urlviewer_forcepoint.zip (外部リンク) をダウンロードします。
- .EXE ファイルを任意の場所に解凍します。
プロンプトが表示されたら、パスワード「panda」を入力します。 - 管理者権限でコマンド ウィンドウを開きます。
- コマンド プロンプトで、インストールの場所を参照します。
- 以下のコマンドを入力します。
WebAccessControlViewer.exe -d:1 -o:C:\urls.csv - ツールが完了するまで待機します。
完了すると、指定されたパスに .CSV ファイルが生成されます。
- .CSV ファイルをサポートに送信します。