Dimension データベースを管理する
データベース > ステータス ページでは、Dimension データベースのステータスの確認、データベースの停止と開始、データベースのログ頻度の確認、データベースのバックアップ ファイルの作成または復元を行うことができます。
Dimension データベースを管理するには、以下の手順を実行します:
- > 管理 > 管理 > データベース の順に選択します。
データベース ページが開きます。 - ステータス タブを選択します。
データベースのステータスを確認する
データベースのステータス セクションでは、Dimension データベースの現在のステータスを確認できます。
- 可用性 — Dimension データベースの現在のステータス。
- 場所 — Dimension データベースの場所。
- 稼働時間 — データベース開始以後の経過時間。
- メモリ使用量 — データベースにより使用中のメモリ容量。
- ディスク使用量 — 組み込みデータベースにより使用されているディスク容量と使用可能な空き容量。これには、外部データベースのディスク使用量は示されません。
データベースが Dimension システムの組み込みデータベースの場合、データベースの最大サイズは仮想マシンのデータ ディスクのサイズの 80% に制限されます。データベースの使用量が最大データベース サイズの約 95% に達すると、最も古いデータが自動的にパージされます。
データベースを開始および停止する
データベースのステータス セクションでは、データベースのプロセスを停止および開始することができます。
- データベースのプロセスを停止するには、停止 をクリックします。
- データベースのプロセスを開始するには、開始 をクリックします。
- データベースのプロセスを停止して自動的に再開するには、再起動 をクリックします。
ログ頻度
ログ頻度 セクションでは、過去 24 時間の Dimension データベースの最近のアクティビティ レベルを確認できます。既定では、データが棒グラフで表示されます。折れ線グラフでデータを確認することもできます。
- ログ頻度データを折れ線グラフで確認するには、 をクリックします。
- ログ頻度データを棒グラフで確認するには、 をクリックします。
これが既定の設定です。 - グラフ内のアクティビティ レベルの日時を確認するには、グラフ内のそのセクションにカーソルを置きます。
アクティビティが発生した日時がグラフの右上隅に表示されます。 - ログ頻度 グラフのデータを更新するには、 をクリックします。
データベースをバックアップおよび復元する
Dimension サーバーから永続的なデータのスナップショットを作成するため、データベース バックアップ ファイルを生成できます。このデータには、以下の情報が含まれます:
- データベース スキーマの定義
- Dimension サーバーの構成テーブル
- Dimension のユーザーおよびロール ポリシー
- デバイスの構成ファイルを含む、管理対象のデバイスに関連するテーブル
- Managed VPN 構成に関連するテーブル
履歴データはデータベース バックアップ ファイルに含まれません。履歴データをバックアップおよび復元する方法の詳細は、次を参照してください: 過去のデータをバックアップおよび復元する。
Dimension を以前のバージョンに戻すため、データベース バックアップ ファイルを Dimension に復元できます。データベース バックアップ ファイルを復元する場合、Dimension サーバーのすべてのデータが消去され、バックアップ ファイル内のデータに置き換えられます。
Dimension データベースをバックアップまたは復元するには、スーパー管理者権限を持つユーザー アカウントでログインする必要があります。
データベース バックアップ ファイルを作成する
Dimension データベースをバックアップする前に、Dimensionのリモート バックアップ ディレクトリの場所を指定する必要があります。詳細については、リモート バックアップ設定を構成する を参照してください。
データベースをバックアップするには、以下の手順を実行します:
- 作成 をクリックします。
データベース バックアップ ファイルを作成する ダイアログ ボックスが開きます。 - はい をクリックします。
データベース バックアップのプロセスが開始します。
データベース バックアップ ファイルを復元する
Dimension データベースに壊滅的なイベントが発生した場合、データベース バックアップ ファイルを復元して、Dimension を以前のバージョンに戻すことができます。データベース バックアップ ファイルを復元する場合、Dimension データベース内のすべての情報が消去され、バックアップ ファイル内の情報に置き換えられます。
Dimension が外部データベースを使用するように構成した場合、データベース バックアップ ファイルを Dimension に復元する前に、外部データベースのコンテンツを置き換える適正な権限があることを確認します。
データベース バックアップ ファイルを復元するときに、Dimension サーバーは以下のプロセスを実行します:
- バックアップ ファイルに必要なデータベース テーブルが含まれていることを検証する
- Dimension サーバーを停止する
- データベースを削除する
- 新しいデータベースを作成する
- アーカイブ ユーティリティを実行して、バックアップ ファイル内のオブジェクトとデータをデータベースに追加する
- Web サーバーのセッションをクリアする
- Dimension サーバーを起動する
履歴データはデータベース バックアップ ファイルに含まれないため、別途復元する必要があります。Dimension データベースを復元する前に、履歴データをバックアップしていることを確認して下さい。Dimension データベースを復元した後、履歴データ復元することができます。詳細については、過去のデータをバックアップおよび復元する を参照してください。
データベース バックアップ ファイルを復元するには、以下の手順を実行します:
- 復元 をクリックします。
データベース バックアップ ファイルを復元する ダイアログ ボックスが開きます。
- データベース バックアップ ファイルを選択します。
- ファイルが Dimension のインスタンスにある場合、最初のオプションを選択し、ドロップダウン リストからバックアップ ファイルを選択します。
- ファイルが別の場所にある場合、2 つ目のオプションを選択し、バックアップ ファイルの場所を参照します。
- OK をクリックします。
Dimension がデータベース バックアップ ファイルを復元するプロセスを完了します。ヒント
Dimension データベースをアップグレードする
Dimension のインスタンス上の Dimension データベース スキーマのバージョンが Dimension の正しいバージョンでない場合、データベース スキーマを手動で更新できます。Dimension のインスタンスをアップグレードするときにスキーマが正しくアップグレードされていないと、データベース スキーマが無効になることがあります。
データベース スキーマのバージョンが最新でない場合、アップグレード ボタンが データベースのステータス ページに表示されます。
- > 管理 > 管理 > データベース の順に選択します。
データベース ページが開きます。 - ステータス タブを選択します。
- データベースのステータス セクションで、アップグレード をクリックします。
データベースのアップグレードの確認メッセージが表示されます。
- はい をクリックします。
データベース スキーマがアップグレードされ、Dimension のステータス セクションから アップグレード ボタンが削除されます。