クライアント ソフトウェアをローカルにインストールする
適用対象:WatchGuard EPDR、WatchGuard EDR、WatchGuard EPP
コンピュータまたはデバイスに WatchGuard Endpoint Security クライアント ソフトウェアをインストールするには、Administrator の権限が必要です。詳細については、インストール要件 を参照してください。
本セクションには、以下のプラットフォームにクライアント ソフトウェアをインストールする手順が含まれています。
- Windows
- macOS
- Linux
- Android
WatchGuard Endpoint Security ソフトウェアをインストールするクライアント プラットフォームのインストール手順に従ってください。
WatchGuard クライアント エージェント インストーラをダウンロードする。Windows インストーラは、x86 または ARM プロセッサを搭載したコンピュータと互換性があります。
クライアント ソフトウェアをインストールするには、以下の手順を実行します。
- アイコンをダブルクリックして、ウィザードの手順を完了します。
インストール プロセス中は、プログレス バーが表示されます。
ターゲット コンピューターに割り当てることができるライセンスがない場合は、Web UI に管理者に対する警告メッセージが表示されます。コンピュータは WatchGuard Endpoint Security に追加されますが、保護対象外となります。
インストールが完了すると、WatchGuard クライアント エージェントにより一連のチェックが実行されます。
- エージェント統合 — コンピュータから WatchGuard Cloud に情報が送信され、WatchGuard Cloud への統合が可能となります。
- 保護モジュール インストーラのダウンロード — 最新の保護モジュールをダウンロードしてインストールします。
- 署名ファイルのダウンロード — 最新の既知のマルウェア署名ファイルをダウンロードします。
- 設定のダウンロード — 既定設定および管理者が作成した設定をダウンロードして、コンピュータに適用します。
- 接続性チェック — 接続に失敗した場合は、以下の種類のエラーがレポートされます。
- エージェント インストール コンソール:アクセスできなかった URL がエラー メッセージに表示されます。再試行 をクリックすると、新しいチェックを実行することができます。
- Windows イベント ビューア (イベント ログ):アクセスできなかった URL がエラー メッセージに表示されます。
- Web コンソール:アクセスできなかった URL がエラー メッセージに表示されます。
クライアント ソフトウェアをダウンロードしてインストールするには、以下の手順を実行します。
- WatchGuard クライアント エージェント インストーラをダウンロードする.
- .DMG ファイルをダブルクリックします。
- .PKG パッケージを実行します。
- エージェントがインストールされており、 AgentSvc プロセスが実行されていることを確認するには、以下のコマンドを実行します。
- (任意) インストーラにより以下のディレクトリが作成されたことを確認します。
$ ps ax | grep AgentSvc
/Applications/Management-agent.app/Contents
/*/Library/ApplicationSupport/ManagementAgent/
macOS Catalina を搭載したデバイスにクライアントをインストールするには、特定の権限を割り当てる必要があります。詳細については、このナレッジ ベースの記事 を参照してください。
WatchGuard クライアント エージェント インストーラをダウンロードする。自分自身にデバイスの管理者権限があること、およびダウンロードしたパッケージに 実行 権限が含まれていることを確認してください。インストーラにより、必要なターゲット コンピュータのライブラリが検索されます。ライブラリが見つからない場合は、インターネットから自動的にそれがダウンロードされます。
インターネット接続がある状態でクライアント ソフトウェアをインストールする
- ダウンロードしたパッケージが配置されているフォルダでターミナルを開きます。
- 以下のコマンドを実行します。
- 以下のコマンドを実行して、AgentSvc プロセスが実行されていることを確認します。
- 以下のディレクトリが作成されたことを確認してください。
$ sudo chmod +x “/DownloadPath/WatchGuard Endpoint Agent.run”
$ sudo “/DownloadPath/WatchGuard Endpoint Agent.run”
$ ps ax | grep AgentSvc
/usr/local/management-agent/*
インターネット接続がない状態でクライアント ソフトウェアをインストールする
旧式の Linux ディストリビューションがインストールされているワークステーションおよびサーバーで、インターネットに直接アクセスできない、または WatchGuard プロキシ経由でアクセスできない場合は、フル インストール パッケージを使用する必要があります。このパッケージには、エージェントが機能するために必要なすべてのライブラリが含まれています。技術サポートに連絡して、フル インストール パッケージを入手してください。
サポートされていない Linux ディストリビューションでフル パッケージを使用すると、インストール プロセスが失敗します。
フル インストーラは、以下のディストリビューションと互換性があります。
- Red Hat 6、7、8
- CentOS 6、7、8
-
SUSE11 SP2 〜 SUSE15 SP2
フル インストーラは、以下の Linux エージェントおよび保護バージョンと互換性があります。
- 保護バージョン:3.01.00.001 以降
- エージェント バージョン:1.10.06.0050 以降
インターネット接続がない状態でクライアントをインストールするには、以下の手順を実行します。
- ダウンロードしたパッケージが配置されているフォルダでターミナルを開きます。
- 以下のコマンドを実行します。
$ sudo chmod +x "/DownloadPath/WatchGuard Endpoint Agent.run"
$ sudo "/DownloadPath/WatchGuard Endpoint Agent.run -- --no-deps"
- 以下のコマンドを実行して、AgentSvc プロセスが実行されていることを確認します。
$ ps ax | grep AgentSvc
- 以下のディレクトリが作成されたことを確認してください。
/usr/local/management-agent/*
クライアント ソフトウェア インストーラをダウンロードするには、以下の手順を実行します。
- 上部のナビゲーション バーで、コンピュータ を選択します。
- コンピュータを追加する をクリックします。
- Android アイコンを選択します。
- このグループにコンピュータを追加する リストから、デバイスを追加するグループを選択します。
- 以下のいずれかの方法を使用して、Android アプリをデバイスにダウンロードします。
QR Code
QR Code をクリックして展開します。デバイスで QR Code リーダー アプリを開き、コードをスキャンします。デバイスに、アプリをダウンロードする Google Play リンクが表示されます。リンクをタップして、アプリをダウンロードします。
QR バーコード スキャナーとバーコード スキャナーは、Google Play で利用できる無料の QR Code リーダーです。
電子メール
ユーザーのためのリンクが含まれた電子メール メッセージを生成するには、電子メールで URL を送信する をクリックします。電子メール メッセージに記載されているリンクをタップして、Google Play からアプリをダウンロードします。
管理コンソール
デバイスから管理コンソールにアクセスした場合は、Google Play のロゴをクリックして、アプリをダウンロードします。
- アプリがインストールされると、アプリの管理者権限を付与することを求めるプロンプトがユーザーに表示されます。
異なるバージョン (6.0 以降) の Android では、アプリを初めて実行する際に、権限が必要に応じて、または単一のウィンドウとして表示されます。プロセスが完了すると、Web UI のフォルダ ツリーで選択されているグループにデバイスが表示されます。