SMTP プロキシ:spamBlocker

spamBlocker を使用して、異なるスパムのカテゴリに特定されている電子メール メッセージに対してアクションを設定できます。

Fireware Web UI では、プロキシ アクションを編集する際に spamBlocker 設定を表示または構成することができません。FireWare Web UI でプロキシ アクションの spamBlocker を有効化するには、登録サービス > spamBlocker の順に選択します。詳細については、spamBlocker をアクティブ化および構成する を参照してください。

Policy Manager では、SMTP プロキシ アクションに対して spamBlocker を有効または無効にして、spamBlocker 設定を構成できます。

WatchGuard は、v12.5.4 より前の Fireware バージョンで使用されていた古い spamBlocker エンジンを廃止しました。お使いの Firebox でこれらのバージョンのいずれかを実行している場合、サポートされなくなった構成オプションが表示されることがあります。詳細については、このナレッジ ベースの記事を参照してください。

SMTP プロキシ アクションに spamBlocker を構成するには、Policy Manager で以下の手順を実行します。

  1. SMTP プロキシ アクションを編集します。詳細については、プロキシ アクションについて を参照してください。
    SMTP プロキシ アクション構成の編集 ダイアログ ボックスが開きます。
  2. カテゴリ リストで、spamBlocker を選択します。


Policy Manager の SMTP プロキシ アクションの spamBlocker 設定

  1. spamBlocker の有効化 チェックボックスを選択します。
  2. 確認済みのスパム の横にあるドロップダウン リストから、spamBlocker で実施するアクションを選択します。WatchGuard は、サブジェクト タグの追加 アクションを選択することをお勧めします。このアクションを選択すると、ドロップダウン リストの横にあるテキスト ボックスで表示されるテキストを変更することができます。

検疫拒否、および ドロップ アクションは、SMTP プロキシでのみ使用できます。spamBlocker のアクションおよびタグの詳細については、spamBlocker のアクション、タグ、およびカテゴリ を参照してください。

  1. spamBlocker でアクションが実行されるたびにログ メッセージが送信されるようにするには、そのアクションの ログ メッセージを送信する チェックボックスを選択します。アクションについてのログ メッセージを記録しない場合は、このチェックボックスをオフにします。
  2. Firebox から spamBlocker サーバーに接続できないときに Firebox で着信メールが処理される方法を指定するには、spamBlocker サーバーが利用できない場合 ドロップダウン リストからオプションを選択します。既定の 許可 アクションを利用することをお勧めします。
  • POP3、IMAP、または SMTP プロキシで 拒否 を選択すると、Microsoft Outlook との競合の原因となります。Outlook が電子メール サーバーへの接続を開始すると、spamBlocker は spamBlocker サーバーに接続しようとします。spamBlocker サーバーが使用できない場合、spamBlocker により電子メールのダウンロードが停止します。この状況になると、循環が起きます。Outlook は電子メールをダウンロードしようとし、spamBlocker はダウンロードを停止します。これは、Firebox が spamBlocker サーバーへの接続を再開するか、プロキシのタイムアウトにより要求がドロップされるか、またはユーザーが要求をキャンセルするまで継続します。
  • SMTP プロキシで 拒否 を選択すると、Firebox から「メールボックスが一時的に使用不可です」という 450 SMTP メッセージが送信電子メール サーバーに送信されます。
  1. spamBlocker で電子メールがスキャンされたものの、それがスパムとして指定されない場合にログ メッセージが送信されるようにするには、電子メールがスパムでないと分類されるたびにログ メッセージを送信する チェックボックスを選択します。
  2. (オプション) 次のセクションの説明に従って、spamBlocker 例外ルールを追加します:spamBlocker 例外について
  3. OK をクリックします。

Firebox は HTTPS プロトコルを使って spamBlocker サーバーに要求を送信します。Firebox からのトラフィックが境界ファイアウォールを経由してインターネットに到達する必要がある場合は、ファイアウォールで HTTP トラフィックがブロックされていないことを確認してください。

プロキシ アクションまたはポリシーにspamBlockerを有効にした後、グローバルな spamBlocker 設定を定義することができます。この設定は、すべての spamBlocker 構成に適用されます。グローバル spamBlocker 構成設定を変更または確認するには、設定をクリックします。詳細については、グローバル spamBlocker 設定を構成する を参照してください。

詳細については、spamBlocker について を参照してください。

関連情報:

SMTP プロキシについて

spamBlocker のアクション、タグ、およびカテゴリ