SMTP プロキシについて

SMTP (簡易メール転送プロトコル) は、電子メール サーバー間、また、ポート 25 または ポート 465 の TCP 接続経由で電子メール クライアントおよび電子メール サーバー間で電子メール メッセージを送信するために使用されるプロトコルです。電子メール メッセージおよび電子メール コンテンツは、SMTP プロキシを使用して制御されます。プロキシは、 SMTP メッセージをスキャンしてフィルタされた多くのパラメータを検索し、それらをプロキシ構成に設定されたルールと比較します。

Fireware OS v12.2 以降の SMTP プロキシは、ポート 465 のSMTP 接続をサポートします。

SMTP プロキシ ポリシーを使用すると、次の操作を行うことができます。

  • SMTP プロキシが大量のネットワーク リソースを使用しないことを確認するために、また、いくつかの種類の攻撃を防止するために、タイムアウト、電子メールの最大のサイズおよび行の長さを調整します。
  • また、電子メールが受信しようとしてブロックされたときにユーザーに表示される拒否メッセージをカスタマイズすることができます。
  • MIME タイプおよび名前のパターンで、電子メールに含まれるフィルタ コンテンツ
  • 電子メールが送信できる電子メールアドレスに制限を設定して、特定の送信者からの電子メールが自動的にブロックされます。

Firebox 構成に SMTP プロキシを追加する方法の詳細については、次を参照してください: 構成にプロキシ ポリシーを追加する

SMTP プロキシのサブスクリプション サービスの設定 を構成することもできます。詳細については、次を参照してください:

どのプロキシ アクションを使用するか

プロキシ ポリシーを構成する際、ポリシーに適したプロキシ アクションを選択する必要があります。内部クライアントからインターネットへの接続を許可するプロキシ ポリシーの場合、クライアント プロキシ アクションを使用します。内部サーバーからインターネットへの接続を許可するポリシーの場合、サーバー プロキシ アクションを使用します。

プロキシ アクション名に Standard という用語が付加されている事前定義済みプロキシ アクションには、最新のインターネット ネットワーク トラフィックの傾向を反映した推奨標準設定が含まれています。

SMTP-プロキシを構成する

関連情報:

プロキシ ポリシーと ALG について

電子メールを検疫するように SMTP プロキシを構成する