WebBlocker Server システム設定を構成する

Setup Wizard を実行して WebBlocker Server を初めて構成するときに、システム設定が自動的に構成されます。システム設定 を変更して、システム構成を変更すること、ドメイン設定を指定すること、NTP サーバー設定を構成すること、および電子メール設定を構成することができます。

システムの設定を変更するには、以下の手順を実行します。

  1. > 管理 > 管理 > システムの設定 を選択します
    システムの設定 ページが表示されます。
  2. 構成 タブを選択します。

Screenshot of the System Settings page Configuration tab.

  1. 構成をロック解除して変更を行うには、ロック済みのアイコン をクリックしてください。
  2. 以下のセクションの説明に従って、システムの設定を変更します。
  3. 保存 をクリックします。

システム名を変更する

WebBlocker Server のシステム名を変更するには、システム名 テキスト ボックスに新しい名前を入力します。既定の名前は localhost です。

インターフェイスの設定を変更する

インターフェイスの設定 リストで、WebBlocker Server インターフェイスの有効化または無効化、インターフェイスに IP アドレスを割り当てる方法の変更、静的 IP アドレスを持つインターフェイスのアドレスとゲートウェイの変更を行うことができます。eth0 インターフェイスの名前は変更できません。

インターフェイスを無効にするには以下の手順を実行します。

  1. インターフェイスの設定 リストで、編集 をクリックします。
    インターフェイスの編集 ダイアログ ボックスが表示されます。

インターフェイスを編集する ダイアログ ボックスのスクリーンショット

  1. 有効化 チェックボックスをクリアします。
  2. OK をクリックします。

インターフェイスの構成の詳細を変更するには、以下の手順を実行します:

  1. インターフェイスの設定 リストで、編集 をクリックします。
    インターフェイスの編集 ダイアログ ボックスが表示されます。
  2. インターフェイスに IP アドレスを設定する方法を選択するには、IP の種類 ドロップダウン リストから 静的 または DHCP を選択します。
  3. 静的 を選択する場合、インターフェイスの IPv4 アドレス / マスク および 既定のゲートウェイ を指定します
  4. OK をクリックします。

    更新されたインターフェイスの設定が、インターフェイスの設定リストに表示されます。

静的ルートを管理する

WebBlocker Server システム情報 セクションで、WebBlocker Server への接続の静的ルートを追加、編集、または削除できます。特定の Firebox で特定のルートを使用する場合は、これを行うことができます。

静的ルートを追加するには、以下の手順を実行します:

  1. 静的ルートの設定を表示 をクリックします。

    静的ルート リストが表示されます。
  2. 追加 をクリックします。

    静的ルートを追加する ダイアログ ボックスが表示されます。

静的ルートを追加する ダイアログ ボックスのスクリーンショット

  1. Dimension テキスト ボックスに、ルート先のホスト名または IP アドレスを入力します。
  2. ゲートウェイ テキスト ボックスに、WebBlocker Server を保護するデバイスの IP アドレスを入力します。
    WebBlocker Server と同じネットワーク上にある IP アドレスが入力されていることを確認してください。
  3. メトリック テキスト ボックスで、ルートのメトリック値を入力または選択します。低いメトリックのルートの優先順位が高くなります。
  4. OK をクリックします。

    新しいルートが静的ルート リストに表示されます。

ドメイン設定を変更する

システム設定 ページの 設定 タブで、WebBlocker Server のドメイン設定を変更することができます。別のドメイン名を指定して、WebBlocker Server で使用される DNS サーバーのリストを変更することができます。

ドメイン設定を変更するには、以下の手順を実行します。

  1. 構成をロック解除して変更を行うには、ロック済みのアイコン をクリックしてください。
  2. ドメイン設定 セクションの ドメイン名 テキスト ボックスに、WebBlocker Server で使用されるドメイン名を入力します。
    たとえば、example.com と入力します。
  3. DNS サーバーを追加するには、DNS サーバー テキスト ボックスに、DNS サーバーの IP アドレスを入力し、追加 ボタン をクリックします。
    IP アドレスが DNS サーバー リストに追加されます。
  4. DNS サーバーを削除するには、DNS サーバー リストで IP アドレスを選択し、削除 ボタン をクリックします。
    選択した IP アドレスがリストから削除されます。

時間設定を構成する

ネットワーク タイム プロトコル (NTP) は、ネットワーク全体のコンピュータのクロック時刻を同期します。システムの設定 > 構成 ページの順に移動して、インターネットの NTP サーバーから正しい時間が自動的に取得されるように WebBlocker Server を構成し、時間設定に使用される NTP サーバーを指定することができます。

時間設定を構成するには、以下の手順を実行します。

  1. 構成をロック解除して変更を行うには、ロック済みのアイコン をクリックしてください。
  2. NTP サーバーを追加するには、時間設定 セクションの NTP サーバー テキスト ボックスに、NTP サーバーの IP アドレスまたはホスト名を入力して、追加 ボタン をクリックします。
    NTP サーバーの IPアドレスまたはホスト名が NTP サーバーのリストに表示されます。
  3. NTP サーバー リストから NTP サーバーを削除するには、NTP サーバーの IP アドレスまたはホスト名を選択して、削除 ボタン をクリックします。
    IP アドレスまたはホスト名がリストから削除されます。

E メール設定を構成する

システム設定 > 構成 ページの順に移動して、WebBlocker Server から電子メール通知が送信されるようにすることができます。有効化する際に、電子メール サーバーの IP アドレス、ポートと暗号化の設定、電子メール サーバーに送信されるユーザー認証を指定します (必要に応じて)。

暗号化設定を選択する際、選択するオプションは TLS 暗号化が使用されるかどうか、および TLS 暗号化の種類を指定します。使用可能な暗号化設定には次が含まれます:

  • なし — TLS 暗号化は使用されません
  • 許可 — TLS 暗号化が使用されます (使用可能な場合)
  • 必須 — SMTP 接続には TLS 暗号化が必要です
  • 検証に必要 — メッセージが TLS 暗号化されたセッション上で送信されるのは、リモート SMTP サーバー証明書が有効で、サーバー証明書名が既知のパターンに一致する場合のみです。証明書が検証に失敗した場合、メッセージは延期されます。

電子メール設定を構成するには、以下の手順を実行します。

  1. 構成をロック解除して変更を行うには、ロック済みのアイコン をクリックしてください。
  2. 電子メール設定 セクションで、送信電子メールを有効化する チェックボックスを選択します。
  3. 電子メール サーバー IP アドレス テキスト ボックスに、電子メールの送信に使用される電子メール サーバーの IP アドレスまたは FQDN を入力します。
  4. ポート テキスト ボックスで、電子メール サーバーに接続して電子メールを送信するために WebBlocker Server で使用されるポートを指定します。
  5. 暗号化 ドロップダウン リストからオプションを選択します。
    • なし
    • 許可 (既定)
    • 必須
    • 検証に必要
  6. 電子メール サーバーが電子メールを送信するためにユーザー認証情報を必要とする場合:
    1. 電子メール サーバーにユーザー認証情報を送信 チェックボックスを選択します。
    2. ユーザー名 テキスト ボックスに、電メール サーバーに送信するためのユーザー名を入力します。
    3. パスフレーズ テキスト ボックスに、電子メール サーバーに送信するためのパスフレーズを入力します。
  7. 保存 をクリックします。

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