ローカル管理の Firebox を WatchGuard Cloud に追加する
適用される製品:ローカル管理の Fireboxes
Fireware Web UI、Policy Manager、または Management Server を使用して Firebox の構成をローカルで管理している場合は、WatchGuard Cloud に追加することでレポートを作成することができます。WatchGuard Cloud では、Firebox からのログ メッセージを使用して、100 を超えるダッシュボードとレポートが生成されます。WatchGuard Cloud により、Dimension などの他の宛先へのログ記録が中断されることはありません。
監視およびレポート作成に WatchGuard Cloud を使用するには、以下を実行する必要があります。
- Firebox を WatchGuard Cloud アカウントに追加する。
- Firebox 構成で WatchGuard Cloud を有効化する。
Firebox で WatchGuard Cloud を有効化すると、Firebox から WatchGuard Cloud にログ メッセージが送信されます。WatchGuard Cloud では、デバイスのステータスの監視、レポートの実行、および Firebox のイベント通知を表示できます。
開始する前に
ローカル管理の Firebox を WatchGuard Cloud に追加する前に、以下を確認してください。
- WatchGuard Portal Account で Firebox がアクティブ化されていること
- Firebox に現在の Total Security または Basic Security Suite 登録が割り当てられていること
- Firebox に最新の機能キーが同期されていること
- Firebox への管理アクセス権があること
Service Provider によってアクティブ化された Fireboxes は、WatchGuard Cloud のService Provider インベントリに表示されます。Firebox または FireCluster を WatchGuard Cloud に追加する前に、デバイスを Subscriber アカウントに割り当てる必要があります。詳細については、Firebox の割り当て を参照してください 。
Firebox で WatchGuard Cloud を有効化するには、WatchGuard Cloud アカウントから検証コードをコピーして Firebox 構成に貼り付ける必要がある場合があります。検証コードは各 Firebox に固有であり、30 日後に有効期限が切れます。
Firebox に TPM (Trusted Platform Module) チップがあり、Fireware v12.5.3 以降を実行している場合、Firebox では TPM が使用されて WatchGuard Cloud への登録が行われます。
Firebox T10、T30、T50、T70、M200、M300、M400、M500、M440、M4600 および M5600 モデルには TPM チップがありません。
アクティブ/パッシブ FireCluster の場合、Firebox のモデルに関わらず、必ず検証コードを Firebox の構成に貼り付ける必要があります。
FireCluster を追加するには、Firebox のモデルや Firebox が製造された際の Fireware のバージョンに関係なく、検証コードをコピーして貼り付ける必要があります。FireCluster を WatchGuard Cloud に登録する際に検証コードが必要となります。FireCluster を追加する方法の詳細については、次を参照してください:FireCluster を WatchGuard Cloud に追加する。
デバイスを追加する
Firebox を WatchGuard Cloud に追加するには、以下の手順を実行します。
- WatchGuard Cloud アカウントにログインします。
- Service Provider アカウントの場合は、アカウント マネージャーから マイ アカウント を選択します。
- 管理 > デバイス または 構成 > デバイス の順に選択します。
- デバイスを追加する をクリックします。
アクティブな Fireboxes のリストが開きます。
FireCluster を WatchGuard Cloud に追加するには、FireCluster を追加する を選択します。詳細については、FireCluster を WatchGuard Cloud に追加する を参照してください 。
- 追加する Firebox の 名前 をクリックするか、 をクリックします。ヒント!
確認 ダイアログ ボックスが開きます。 - デバイスを追加する をクリックします。
デバイスを追加する ページが開きます。
- ローカル管理によるクラウド レポート を選択します。
検証コードが表示されます。
Fireware v12.3.1 以降で製造された Firebox を WatchGuard Cloud に追加する場合、このページには以下のオプションも含まれています:RapidDeploy で設定する。詳細については、WatchGuard Cloud からの RapidDeploy を参照してください 。
- 検証コードをコピーするには、コードをコピーする をクリックします。
- Firebox で WatchGuard Cloud を有効にするには、Policy Manager または Fireware Web UI で Firebox 構成を開き、WatchGuard Cloud を有効化して必要に応じて検証コードを貼り付けます。詳細については、Firebox で WatchGuard Cloud を有効化する を参照してください。
- 完了 をクリックします。
Firebox が WatchGuard Cloud のデバイスのリストに追加されます。
Firebox で WatchGuard Cloud を有効化する
Firebox を WatchGuard Cloud に追加したら、Firebox で WatchGuard Cloud を有効化します。
Firebox に TPM (Trusted Platform Module) チップがあり、Fireware v12.5.3 以降を実行している場合、Firebox では TPM が使用されて WatchGuard Cloud への登録が行われます。
Firebox T10、T30、T50、T70、M200、M300、M400、M500、M440、M4600 および M5600 モデルには TPM チップがありません。
アクティブ/パッシブ FireCluster の場合、Firebox のモデルに関わらず、必ず検証コードを Firebox の構成に貼り付ける必要があります。
ローカル管理の Firebox または FireCluster から WatchGuard Cloud に接続するには、Policy Manager または Fireware Web UI で Firebox 構成を開き、WatchGuard Cloud を有効化する必要があります。
- Fireware Web UI でデバイス構成を開きます。
- システム > WatchGuard Cloud の順に選択します。
- WatchGuard Cloud を有効化する チェックボックスを選択します。
WatchGuard Cloud に登録するために Firebox で検証コードが必要な場合は、検証コード テキスト ボックスが表示されます。
- 必要に応じて、WatchGuard Cloud からコピーした検証コードを 検証コード テキスト ボックスに貼り付けます。
Fireware v12.5.3 以降では、検証コードが必要とされるのは Firebox T10、T30、T50、T70、M200、M300、M400、M500、M440、M4600 および M5600、ならびにアクティブ / パッシブ FireCluster に対してのみです。登録に Firebox で検証が必要とされない場合、検証コード テキスト ボックスは表示されず、コードを貼り付ける必要もありません。
- 保存 をクリックします。
Firebox が WatchGuard Cloud に接続されて登録されます。正常に登録されると、WatchGuard Cloud 登録ステータスが登録済みに更新されます。
- Policy Manager で、デバイス構成を開きます。
- 設定 > WatchGuard Cloud の順に選択します。
- WatchGuard Cloud を有効化する チェックボックスを選択します。
- OK をクリックします。
- ファイル > 保存 > Firebox に保存する の順に選択します。
- 管理者のパスフレーズ を入力します。
WatchGuard Cloud に登録するために Firebox に検証コードが必要な場合は、Firebox を登録する ダイアログ ボックスが開きます。
- 必要に応じて、WatchGuard Cloud からコピーした検証コードを 検証コード テキスト ボックスに貼り付けます。
Fireware v12.5.3 以降では、検証コードが必要とされるのは Firebox T10、T30、T50、T70、M200、M300、M400、M500、M440、M4600 および M5600、またはアクティブ / パッシブ FireCluster に対してのみです。登録に Firebox で検証コードが必要とされない場合、Firebox を登録する テキスト ボックスは表示されず、コードを貼り付ける必要もありません。
- OK をクリックします。
接続ステータスを確認する
WatchGuard Cloud でデバイスを有効化したら、WatchGuard Cloud または Firebox で接続ステータスを確認します。詳細については、次を参照してください:
登録および接続エラーに関するトラブルシューティングの方法については、WatchGuard Cloud への Firebox 接続をトラブルシューティングする を参照してください。