Firebox データベースのユーザー認証を構成する

適用:クラウド管理の Fireboxes

クラウド管理の Firebox は、認証サーバーとして構成することができます。これを行うには、ユーザーとグループを Firebox 認証データベース (Firebox DB) に追加します。ユーザーとグループを構成すると、ファイアウォール ポリシーでユーザーやグループを選択できるようになります。

内部ネットワークのユーザーが Firebox の認証ポータルに接続できるようにするには、認証ポータルへの接続を有効にする必要があります。詳細については、Firebox で認証ポータルを有効にする を参照してください 。

Firebox のユーザーとグループを管理する

Firebox データベースでユーザー アカウントを管理するには、WatchGuard Cloud で以下の手順を実行します。

  1. 構成 > デバイス の順に選択します。
  2. クラウド管理の Firebox を選択します。
  3. デバイス構成 をクリックします。
  4. Firebox データベース タイルをクリックします。
    Firebox データベース ページが開きます。

Screen shot of the Firebox Database page

このページでは、ユーザー名とパスワードの設定、およびユーザーやグループの追加を行うことができます。

ユーザー名とパスワードの設定を構成する

既定では、Firebox のユーザー アカウントでは大文字と小文字が区別されます。パスワードは 8 ~ 32 文字でなければなりません。大文字と小文字の区別とパスワードの最小長の設定は、変更することができます。

パスワードの最小長を変更しても、既存のユーザー アカウントには影響しません。すべてのアカウントのパスワードの最小長を長くしたい場合は、ユーザー アカウントを追加する前に設定を変更してください。

ユーザー名とパスワードの設定を変更するには、以下の手順を実行します。

  1. Firebox の デバイス構成 ページで、Firebox データベース タイルをクリックします。
    Firebox データベース ページが開きます。
  2. ユーザー名とパスワードの設定 セクションで、編集 をクリックします。

Screen shot of the Username and Password Settings page

  1. ユーザー名の大文字と小文字を区別しないようにするには、Firebox データベースのユーザー名の大文字と小文字を区別する チェックボックスをオフにします。
  2. パスワードの最小長を変更するには、パスワードの最小長 テキスト ボックスに、8 ~ 32 までの数字を 1 つ入力します。
  3. 保存 をクリックします。
    Firebox データベース ページのユーザー名とパスワードの設定セクションには、更新された設定が表示されます。

ユーザーを追加する

Firebox ユーザー アカウントを作成して、そのユーザーを 1 つまたは複数のグループに割り当てることができます。

Mobile VPN を有効にしている場合、IKEv2-Users グループは ユーザーの追加 ページの グループ リストに表示されます。このページで、IKEv2-Users グループにユーザーを割り当てることができます。または、ユーザーを追加した後、Mobile VPN の構成でユーザーを選択すると、そのユーザーが IKEv2-Users グループに追加されます。

ユーザーにファイアウォール ポリシーを適用するには、ファイアウォール ポリシーで、ユーザー名やそのユーザーが所属するグループ名を指定します。

ユーザーを追加するには、以下の手順を実行します。

  1. Firebox の デバイス構成 ページで、Firebox データベース タイルをクリックします。
    Firebox データベース ページが開きます。
  2. ユーザーを追加する をクリックします。
    ユーザーの追加 ページが開きます。

Screen shot of the Add User page

  1. 名前 テキスト ボックスに、ユーザー名を入力します。ヒント!
  2. 説明 テキスト ボックスに、このユーザー アカウントの説明を入力します。
  3. パスワード テキスト ボックスに、このユーザー アカウントのパスワードを入力します。
  4. タイムアウト テキスト ボックスに、ユーザーがアクティブな状態 (Firebox を通じてトラフィックを送信している状態) で認証された状態でいられる最大時間を入力します。
  5. アイドル タイムアウト テキスト ボックスで、アイドル状態 (Firebox を通じてトラフィックを送信していない状態) のときにユーザーが認証された状態でいられる時間の長さを設定します。
  6. ユーザーを 1 つ以上のグループに追加するには、グループ リストで各グループを選択します。
  7. 保存 をクリックします。

グループを追加する

Firebox にグループを追加した後、そのグループにユーザーを追加することができます。

グループ内のユーザーにファイアウォール ポリシーを適用するには、ファイアウォール ポリシーでグループ名を指定します。

グループを追加するには、以下の手順を実行します。

  1. Firebox の デバイス構成 ページで、Firebox データベース タイルをクリックします。
    Firebox データベース ページが開きます。
  2. グループを追加する をクリックします。
    グループを追加する ページが開きます。

Screen shot of the Add Group page

  1. グループ名 テキスト ボックスに、グループの名前を入力します。ヒント!
  2. 説明 テキスト ボックスに、グループの説明を入力します。
  3. ユーザーをグループに追加するには、ユーザー リスト内の各ユーザー名を選択します。
  4. 保存 をクリックします。

グループを追加した後に、そのグループを Mobile VPN 構成に追加することができます。詳細については、Mobile VPN の認証方法 を参照してください 。

ユーザーとグループを追加すると、ポリシーやエイリアスで Firebox DB ユーザーとグループを選択することができます。詳細については、次を参照してください:

関連情報:

WatchGuard Cloud でファイアウォール ポリシーを構成する