ウイルス対策保護におけるエラー
適用対象: WatchGuard Advanced EPDR、WatchGuard EPDR、WatchGuard EPP
WatchGuard Endpoint Security 製品では、この製品に含まれているウイルス対策保護で問題が発生する場合があります。本トピックでは、発生する可能性のある問題とその修正方法についてご説明します。
本トピックに記載されている修正方法を試す前に、お使いのコンピュータで利用できるすべてのアップデートがオペレーティング システムにインストールされていることを確認してください。
インストールまたはアップグレードのエラー
WatchGuard Endpoint Security 製品が正しくインストールまたはアップグレードされなかった場合に、ウイルス対策機能に関連するエラー メッセージが表示される場合があります。
インストールまたはアップグレードのエラーを修正するには、以下の手順を実行します。
- WatchGuard Endpoint Agentと Endpoint Security 保護をアンインストールします。詳細については、Endpoint ソフトウェアをアンインストールする を参照してください。
- WatchGuard Endpoint Agentを再インストールします。詳細については、WatchGuard Endpoint Agent インストーラをダウンロードする を参照してください。
インストールおよびアップグレードのエラー メッセージの詳細については、WatchGuard Endpoint Agent – インストールとアップグレードのエラーメッセージ を参照してください。
管理 UI におけるエラー
WatchGuard Endpoint Security 管理 UI におけるインストール エラーを確認するには、ステータス > 保護対象外のワークステーション > グループ の順に移動したページにエラーが表示された場合は、 アイコンをポイントして、エラーの説明を表示します。
この種類のインストール エラーが発生した場合は、Endpoint エージェントと管理 UI 間の通信を強制的に試みることができます。Endpoint コンピュータで PSInfo の強制同期 ツールを使用して、Endpoint エージェントと Endpoint Security 製品間の通信を更新します。
それでも問題が発生する場合は、Endpoint エージェントをアンインストールしてから再度インストールします。
スキャン エラー
ウイルス対策スキャンのエラー メッセージ が表示された場合は、WatchGuard Endpoint Security 製品が最新バージョンであることを確認します。それでもエラー メッセージが表示される場合は、サポート ケースに役立つ以下の情報を収集してください。
- 可能な場合は、エラー メッセージ コードのスクリーンショットを撮ります。
- エラー メッセージの発生がランダムか、それともその状況にパターンがあるかを判断します。
- 同じファイルまたはフォルダでエラー メッセージが繰り返し発生していないかどうかを確認します。一時ファイルでエラーが発生した場合は、一時ファイルを削除します。
問題がランダムに発生していると判断できる場合は、以下のツールを実行して問題の修正を試みることができます。
- Disk Defragmenter ツール (Windows)
- CHKDSK ツール (Windows)
- ScanDisk ツール (Windows)
- PSInfo ツール による診断ログの生成
PSANHost.exe のクラッシュ
PSANHost.exe は、コンピュータで実行する Endpoint Security ウイルス対策プロセスです。PSANHost.exe がクラッシュすると、ウイルス対策保護に影響します。この問題が発生した場合は、以下の情報を収集してサポートに送信してください。
- エラーのスクリーンショット
- イベント ビューアのエラーのスクリーンショット
- メモリ ダンプ
- PSInfo ツール による診断ログの生成