Firebox ワイヤレス構成について

Firebox ワイヤレス デバイスのワイヤレス機能を有効にするときは、ワイヤレス クライアントとして使用するよう外部インターフェイスを構成するか、または特定ネットワーク上のユーザーのワイヤレス アクセス ポイントとして Firebox を構成することができます。

信頼済みネットワークまたは任意ネットワークの一部として、Firebox ワイヤレス デバイスに接続するようワイヤレス クライアントを有効化することができます。カスタム ネットワークを使用してデバイス用のワイヤレス ゲスト サービスのネットワークを有効化することも、ワイヤレス構成でブリッジや VLAN ネットワークを使用することもできます。

Firebox ワイヤレス デバイスのワイヤレス ネットワーク機能は、ドロップイン モードではサポートされていません (Fireware OS v11.9 以上)。

ワイヤレス ネットワーク アクセスの設定前に、WatchGuard ワイヤレス Firebox の設置に適用されるワイヤレス設計および環境要因の配備に関するヒントについては、開始する前に を参照してください。

Firebox のワイヤレス機能を使用可能とする前に、機能キーを取得する必要があります。詳細については、機能キーについて を参照してください。

Firebox ワイヤレスの既定の設定について

Fireware v12.5.3 以降では、工場出荷時の既定設定で Firebox ワイヤレスが有効になっています。これにより、Wi-Fi 接続を使って Firebox に接続し、Setup Wizard を実行して Firebox を設定することができます。Firebox に接続し、Setup Wizard を実行する方法の詳細については、次を参照してください:Firebox Setup Wizards の詳細

既定の設定を使用して Firebox ワイヤレスに接続するには、以下の手順を実行します。

  • 既定の SSID — Firebox のモデルとワイヤレス MAC アドレスの最後の部分例:T55-W-A1:B2:C3
  • 既定のパスワード — Firebox のシリアル番号 (ダッシュを含む)。

また、以下の設定が既定で有効になっています。

  • 2.4 GHz 無線が有効
  • ath1 ワイヤレス インターフェイスが有効になっており、Firebox 信頼済みインターフェイスににブリッジされている
  • ワイヤレス モード — 802.11n、802.11g および 802.11b
  • 暗号化 (認証) — WPA2 のみ (PSK)
  • 暗号化アルゴリズム — AES

ワイヤレス接続を通じて接続した後に Firebox で Setup Wizard を実行するには、Web ブラウザを開き、https://10.0.1.1:8080 に移動します。

ワイヤレスを構成する

Firebox 上でワイヤレスを構成するには、以下の手順を実行します:

ネットワークのワイヤレス機能を有効化する

信頼済み、任意、VLAN、ブリッジ、またはカスタム ネットワークのワイヤレス設定を有効化することができます。詳細については、ワイヤレス接続を有効化する を参照してください。

ワイヤレス ゲスト ネットワークを有効化する

任意のアクセス ポイントをワイヤレス ゲスト ネットワークに構成することができます。詳細については、ワイヤレス ゲスト ネットワークを有効化する を参照してください。