FireCluster 設定を編集する
クラウド管理の FireCluster を追加 すると、WatchGuard Cloud で FireCluster 設定を編集できるようになります。
FireCluster の要件とベストプラクティスに関する詳細なリストについては、WatchGuard Cloud でクラウド管理の FireCluster を構成する前の考慮事項 を参照してください。
以下の場合は、FireCluster メンバーが再起動します。
- クラスタ インターフェイスまたはバックアップ クラスタ インターフェイスとして構成されているインターフェイスを変更した場合
- バックアップ クラスタ インターフェイスを追加または削除した場合
- プライマリ クラスタ インターフェイスまたはバックアップ クラスタ インターフェイスの IP アドレスを変更した場合
- クラスタ ID を変更した場合
RMA 代替 Firebox がある場合にのみ、シリアル番号を編集します。クラスタ メンバーを置き換える方法の詳細については、クラウド管理の FireCluster メンバーの RMA 代替を構成する を参照してください。
クラウド管理の FireCluster 構成を編集するには、以下の手順を実行します。
- 構成 > デバイス の順に選択します。
- FireCluster を選択します。
- デバイス構成 を選択します。
- 設定 タイルで、FireCluster 設定 を選択します。
設定 ページが開きます。 - FireCluster 設定 タブを選択します。
- 名前 テキスト ボックスに、この FireCluster を簡単に特定できる名前を入力します。
- タイム ゾーン ドロップダウン リストから、ローカルのタイム ゾーンを選択します。
- クラスタ インターフェイス テキスト ボックスで、インターフェイスを選択します。
クラスタ メンバーでは、この専用インターフェイス経由で、ハートビート パケットの交換が行われ、接続とセッション情報が同期されます。
- Member1 クラスタ IP アドレス と Member2 クラスタ IP アドレス テキスト ボックスに、ネットワークで使用されていない IP アドレスを入力します。
ルーティング可能な IP アドレスとの競合を避けるため、専用プライベート サブネットの APIPA アドレスか IP アドレスを入力することが勧められます。
- (任意) 冗長性を追加するには、バックアップ クラスタ インターフェイスを割り当てる を選択します。クラスタ インターフェイス間でスイッチを使用する場合にのみ、バックアップ クラスタ インターフェイスを使用することが勧められます。バックアップ クラスタ インターフェイスの詳細については、WatchGuard Cloud でクラウド管理の FireCluster を構成する前の考慮事項 を参照してください。
- バックアップ クラスタ インターフェイス ドロップダウン リストから、インターフェイスを選択します。
- Member1 クラスタ バックアップ IP アドレス と Member2 クラスタ バックアップ IP アドレス テキスト ボックスに、ネットワークで使用されていない IP アドレスを入力します。
プライマリおよびバックアップ クラスタ インターフェイスは異なるサブネットになければなりません。クラスタ インターフェイスの各メンバー間でスイッチを使用することは勧められません。クラスタ インターフェイス間でスイッチを使用する場合は、そのクラスタ インターフェイスが異なる VLAN でお互いに論理的に分離されている必要があります。クラスタ インターフェイスをスイッチで分離する場合は、バックアップ クラスタ インターフェイスを構成することが勧められます。
- クラスタ ID テキスト ボックスに、1 ~ 255 の数値を入力します。
同じレイヤー 2 ブロードキャスト ドメイン上で複数の FireCluster がアクティブになっている場合、クラスタ ID は指定した FireCluster を一意に識別します。クラスタが 1 つしかない場合で、ネットワークに VRRP デバイスがない場合は、既定値を使用することができます。
クラスタ ID によって、クラスタ化されたデバイスのインターフェイスで使用される仮想 MAC (VMAC) アドレスが決まります。同一サブネットのアクティブ/パッシブ FireCluster を一つ以上構成する場合、仮想 MAC アドレス競合の可能性を防止するためにクラスタ ID の設定方法を理解する必要があります。VMAC アドレスの計算方法については、アクティブ/パッシブ クラスタ ID および仮想 MAC アドレス を参照してください。
- 通信ネットワーク ドロップダウン リストから、オプションを選択します。クラスタ マスターでは、このネットワーク経由で、両方のクラスタ メンバーから Dimension または syslog サーバーにログ メッセージが送信され、バックアップ マスターが管理されます。
- Member1 通信 IP アドレス テキスト ボックスに、内部ネットワークと同じサブネットにある IP アドレスを入力します。Dimension または syslog サーバーもこのサブネット上にある必要があります。
- Member2 通信 IP アドレス テキスト ボックスに、内部ネットワークと同じサブネットにある IP アドレスを入力します。Dimension または syslog サーバーもこのサブネット上にある必要があります。
- 保存 をクリックします。
NTP サーバー タブと デバイスのフィードバック タブの設定を構成する方法については、以下を参照してください。
FireCluster を管理および監視する方法については、以下を参照してください。
- クラスタ メンバーを WatchGuard Cloud で再起動する
- WatchGuard Cloud で FireCluster をフェールオーバーさせる
- WatchGuard Cloud で FireCluster をアップグレードする
- WatchGuard Cloud で FireCluster のログ記録を管理する
- FireClusters を監視する
WatchGuard Cloud の FireCluster について